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なかじまの基本的な考え方

鴻上尚史さんの名著「演技と演出のレッスン」を読んで、
スタニスタフスキ―後期の演技システムについて、
短ぁぁあああく、まとめてみました。

以下は、中嶋の個人的な比喩や、例、私見も入っていますので、
原文を読みたい方は、そちらをどうぞう♪




えーと、では、

例えば、携帯メールを見る、と言う演技プランについて、明確にすべき事項とその順番
と題しまして、

①<与えられた状況>
……誰が?(WHO)……名前、年齢、家族、仕事、趣味、感情タイプ、アニマルタイプなどなど
……いつ?(WHEN)……年、季節、日、曜日、時間
……どこで?(WHERE)……国、地方、街、地域、家、部屋
……何を?(WHAT)……この瞬間何が起こっているのか(未来のことでなく、現在、過去のみ)

*「わからない」「多分」「あいまい」を消していく

②<動機>
過去からの見方。大きな目的……例えば、恋人の浮気が心配でしょうがない
動機そのものは演じることができない

③<目的>
なんのために?(何の目的で)ここにいるのか、を考える。
この問いかけの答えは、未来につながる
……私は、~がしたい。(want)……私は携帯メールに書かれた、ある名前を知りたい
……私は、~しなければならない。(should)……私は……ある名前を知らなければならない
……私は、~することが必要である。(need)……私は……ある名前を知る必要がある

「~したくない」といった否定的な目的を演じることはできない
Ex.
「あなたと話したくない」は「状態」であって演じられない。
しかし
「だから、部屋を出ていく」や「だから音楽のボリュームをあげる」は演じることが出来る。

*出来るだけ、「強烈な目的」を選んだほうが、心は動きやすくなるし、自然な感情が起こりやすくなる。「強烈」な方が「穏やか」な感情よりも起すのが難しい(自己防御的なリミッタ―が掛かる)
地味、身体表現を伴わない場合でもドラマチックな心の動きの方が、観客にとって面白い。

④<障害>
観ていて面白いのは「葛藤」。また「目的」を強力にする為にも、「目的」を邪魔する「障害」を見つけなければいけない
……携帯が電池切れを起しそうである
……携帯のロックが解除できない
……メールの内容がラテン語で書かれている
……恋人が携帯電話を探して近づいてくる

*障害が変われば、目的が変わり、気持ちも変わる。
*気持ちが変われば、目的も変わり、新たな障害が生まれる。

⑤<行動>
与えられた状況を調べ、目的と障害を明確にし、
障害を乗り越え目的を達成しようとすることが、行動。行動は容易に演じることが出来る。



以上!
めっちゃシンプル!
難しいのは、
目的を明確にするのも
障害を明確にするのも
とてもクリエイティブな作業だと言うこと、
分析ではなく、与えられた状況の中での創造と言う言い方が
しっくりきます。

なので、この文章を読んだだけで
上手くなるわけではありませんwww(あったりまえ)

こういった意識を持って、
ぼんやりしない稽古や自主練習をすることが、
俳優技術の向上に繋がります。

最初はうまくいかなくてもいいのです。
無様を晒しながら、恥ずかしい思いをしながら、
こつこつ、じわじわ、練習することが何よりも大切です。

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中嶋かねまさブログ「シナモンニッキ」2013.01.14より

中嶋かねまさブログ「シナモンニッキ」2013.01.14より


 演劇の自主稽古の難しさについて、考えてみた。
というのは、ここ数日、過去の作品をyoutubeにUPしようと思い、
自分の下手くそな演技を、マジマジと何度も何度も観る羽目になって、
「こらあかん!」とか
「なんで、こうなる、おまえ!」とか
自分にツッコミを入れまくっていたからで、
最後には
「こりゃあ、自分で自分の動きを制御したりクセを治す練習しないと上手くならんわ」
と思ったから。

そう思えるようになるだけでも、「過去作品をじっくり観る」というのは良い経験なのだと思いましたw
(本番2週間前とかに観たら、凹んで駄目だけれど)

「俺は役者ではない」と普段から言っているものの、
出演するからには、「特別な者」でなければいけないとは思ってるのです。
素人の舞台でお金を払うのはご祝儀と一緒です(良いことだとは思うけれど)

でも実際に、
稽古が始まってしまうと、自分のカラダのクセや、思考癖と戦うよりも
いかに早く板に着くのか、役を自分に引きつけるのとか、
どう動けばいいのか?とか考えてしまい、
最終的に「出来ないことはやらん!」となってしまうことが多々。。。
あるいは、いつの間にか出来ている「つもり」で舞台に立つとかな。

出来ないことをやるのが「特別な者」のはずなのに。

さて、いわゆる「役者の仕事」というものを5つに分類してみましょう
おさらい。
昔読んだ文献を思い出しながら、
たしか

1 しなやかな肉体を持つこと。日常以上の要求にこたえられるカラダを持つこと
2 模倣の技術を持つこと。自分のクセをコントロールすること
3 想像力で時間・空間・性格を把握すること
4 自分の意図を表現すること
5 いかなる演技においても他者と反応し合えること(相手役・観客に)

こんな感じだったと思う。
うむ。基本中の基本だ。
詳細は割愛するけれど、1から5まで全部大事。優先順位とかないからね。全部大事。

作品創りの最中に、上の5つの仕事をするわけだけれど、
その技術を向上させるためには、別の時間がいる。
それが自主練習。

自主練習というと、一人でこつこつやるイメージがあるけれど、
そんなことはない。
少人数で、寄ってたかって、シアターゲームをしたり、
柔軟をしたり、発声練習をしたり。

何時頃からだろう。

「自主練習は各自やっておくように」って言い始めたのは。。。
一人でやるなんて、無茶だよなぁ。。。
「つまんないものはやらない」。当たり前のことだ。
(俺のことw)

きっと、それでは、「特別な者」にはなれない。
作品製作をするたびに、「ああ、またこのパターンか。。。」って
自分の演技をあきらめてしまったり、妥協したり。
段々つまんなくなってくる

少人数でもいいから、
集まって、役者の仕事をするための技術向上をはかりたい。

トレーニング方法を知っている方々に、
改めて教えてもらいながら。
高校生のような気持ちで。

そう思ったので、
企画を立ち上げることにします。

単発の練習じゃなくて、中期的な練習。

自分を見直してみるところから。

うむ。

講師よぶおーーーーー!!!
やるおー!!

テーマ:演劇・劇団 - ジャンル:学問・文化・芸術

ワークショップご説明②

バナー画像

「ヒビノケイコWS」(日々の自主練習についてのWS)について

新潟の小劇場で活動されている俳優さんにとっての悩みの一つが、自主練習だと思います。
イマイチ練習している気がしない。上達しているかどうかわからない。そう言った悩みです。
無論、作品作りの期間以外にも所属団体の演出の指導のもと、体系的なプログラムで自主練習に取り組んでいる俳優の方々もいらっしゃいます。
しかし、フリーで俳優をやられている方や、俳優トレーナー経験のない演出の方々も多いのが新潟演劇界の現状ではないでしょうか?(ちなみに僕も体系的なトレーニング方法を知りません)。しかも、演目作品創りの期間に入ってしまえば、作品の為の演技構築に時間を割くことになります。結果として、日常の基礎練習が手つかずのまま、作品製作に突入してしまう俳優の方々も多いのかもしれません。

作品製作の中で俳優に求められるものは主に瞬発力であり、瞬発力とは下記のような仕事の組み合わせからなる力です

<役者の仕事>「シアターゲーム」クライブ・パーカー 1988 劇書房より
1. しなやかな肉体を持つこと。日常生活向きの能力を超えた要求に応える肉体を持つこと
2. 模倣の技術を持ち、自分のカラダのクセをコントロールすること
3.自分が体験したことのない時間・空間・性格を想像力で探り出すこと
4. 自分の意図を肉体表現にうつすこと
5. 相手役や観客との交流、他人と瞬間的に反応しあうこと

上記5つの仕事を鍛錬するには(瞬発力を得るには)長期間にわたる自主練習が必要です。
幸い新潟には、効果的な自主練習の仕方を知っていて、僕と同じように基礎練習の必要性を強く感じている人たちがいます。
新潟に在住するそんな人たちの協力を得て、ヒビノケイコWSでは、劇団(ユニット)の枠を超え、体系的な基礎訓練を行いたいと思っています。

1週間に1度、半年にわたって俳優の自主練習の場を設けます。
自主練習のトレーナーには、新潟で長年俳優業を行い、
専門学校で俳優のメンタルに焦点を当てた演技指導にあたっている小林へろさん、

そして、僕の主催する劇団ハンニャーズのメンバーである、志田実希。
(彼女は東京の老舗劇団「山の手事情社」の2003年度研修生として、
1年間俳優の為のフィジカルトレーニング
[発声訓練、身体・感情の開発、即興稽古による頭と身体の瞬発力の訓練など、
舞台に立つための基礎]を体験してきました。)

自主練習って……いまさら?ええ。いまさら、ではなく、いまから!一緒にやりませんか?

所属・経験の有無は問いません。お気軽にご参加ください。


フォームから申し込む

ワークショップ説明①

ヒビノケイコWSバナー画像
中嶋かねまさ プロデュース
ヒビノケイコWS(ワークショップ)
~演技の為の専門的基礎練習をご一緒しませんか?~

内容:演技の為の基礎技術を向上させる自主練習のレクチャー
トレーナー:小林へろ・志田実希
期間:2013年4月1日~6月24日(週一回)・7月1日~9月23日(週一回)
期日:毎週月曜日 20:30~22:30
*第1第3月曜日は小林へろ 担当 : 第2第4月曜日は志田実希 担当
対象:俳優をしている方、演じることに興味のある方 (演劇経験、年齢、不問)
会場:劇団ハンニャーズ稽古場(新潟市南区大別當949-1
参加料:2000円/月
*中長期的なWSですので、3か月以上の受講が効果的です。


申し込み:下記メールフォームよりお申し込みください
フォームで申し込む

小林へろ (メンタルトレーナー)
hero180
「役者として継続すべき七つの習慣」と題して、国際映像メディア専門学校の学生諸君に伝授した、エクササイズプログラムになります。ほとんどがメンタルトレーニグ(脳トレ)です。
即効性は、あまり無いんですが…俳優業という「病」と長く付き合うための、処方箋みたいなものです。
そんな大層な(体操な)もんじゃないですから、気楽にご参加下さい。


WS概要

1.自己との対話
2.リラクゼーション
3.お絵描き
4.視野の拡大
5.思考の分散
6.呼気と体幹の補正
7.ブレインスタイル


志田実希(フィジカルトレーナー)
shida180

アマチュアと言われながら、入場料を(=お金)をもらって活動する(しなければ成り立たない)ことに疑問や違和感、ジレンマのある方。少しでも今より上手くなりたい、でもそもそも「上手い」って何?!と思ったりする方へ。あなたのための時間になるはずです。ぜひお越しください。お待ちしています。


WS概要

発声訓練、身体・感情の開発、即興稽古による頭と身体の瞬発力の訓練など、舞台に立つための基礎

フォームで申し込む

中嶋かねまさプロデュース
~演技の為の専門的基礎練習をご一緒しませんか?~
ケイゾクWS_概要

内容:基礎演技術向上の為にトレーニングを継続実行しませんか?
トレーナー:中嶋かねまさ
期間:2013年10月8日~12月17日(週一回)
期日:毎週火曜日 20:30~22:30
参加者の都合に合わせて補習日を設けます。
対象:俳優をしている方、演じることに興味のある方 (演劇経験、年齢、不問)
会場:劇団ハンニャーズ稽古場(新潟市南区大別當949-1
参加料:2000円/月 一回のみ参加500円(2回目以降1000円)

申し込み:申し込みフォーム

カテゴリ
ケイゾク編_申し込みフォーム
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最新記事
山の手事情社 浦弘毅演劇WS
日時:平成25年
11月30日(土)13:00~18:00
12月01日(日)13:00~18:00
会 場:劇団ハンニャーズ稽古場(新潟市南区大別當949-1)
参加料:1,500円×2(1日のみの参加でもOKです)
定 員:先着20名様
対象:新潟県内で演劇活動を行っている方(動きやすい恰好でお越し下さい)
申し込み先:浦弘毅WS申し込みフォーム
WS詳細
第1回ヒビノケイコWSについて
2013年4月~9月までの半年間、中長期的なWSを行いました。トレーナーは小林へろさん・志田実希さん。詳細はコチラ
管理人

中嶋かねまさ

Author:中嶋かねまさ
シナモンニッキ
劇団ハンニャーズ主宰
新潟演劇感想「例の掲示板」運営部員

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