「俳優が持たなければいけない能力はなんだろう?」
と浦さんは参加者の方に尋ねました。
声・忍耐・身体・経済力・柔軟性・・・・あちらこちらで声が上がり、
「そうそう!」と浦さんは全てにうなづいていました。
「みんな間違っていない。要するにさ、全部必要なんだよw」と笑う。
「けれど全部をやるなんてことは、不可能です」と、とある参加者。
「はい。無理です」浦さんは笑いながら答える。しかし目は真剣だ。
「幾千幾万もある俳優の能力というものを
便宜上6種類に分けてみます。これはあくまでも便宜上なのであまり気にしないでくださいね」
観察
声
身体
感情
発想
知識
と、浦さんはホワイトボードに6つ書きました。
そして、
「一度に6種類を学ぶのも不可能です。しかし、この6種類は全部繋がっています。
人生で起こるあらゆることに、あらゆる手段で対応しようとするように。
身体だけで・とか・知識だけで・人生に対応するわけではないですよね。
6種類は結局からみ合う結果になるんです。
なので、
まずは、
自分に興味がある事を一種類だけ極めるようにすればいいんです。
好きなものは何処までも勉強が出来ます。
例えば身体について学び始める・実践し始めると
学んでいく際に骨格の「知識」を欲するようにる。
感情が身体に与える影響を知りたいと思うようになる。
とにもかくにも、大好きな身体の事を研究しているのだから、
やがて、結果的に6種類を勉強することになる。
そんなことを、最初に仰いました。
シンプルでわかりやすい説明に、一同納得。
ほぉおお!
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